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終章






 〜 R 〜 終章

 BY ゴ〜ヤ




 第三新東京市の共同墓地の一つの前に一人の少女が花束を持って立っていた。

 墓標には上から

 『I.SHINJI』 『Rei』 『S.ASUKA.R』

 と書かれている。

 

 アスカの死後、NERV内は色々と慌しくなった。

 まず始めに起きたのは、誰が原因で彼らは死ぬことになったのか、と言うことだった。

 だが、それについては当時シンジを第三新東京市から追い出そうとしてた

 日向マコトと言う人物がいることを社員の一部が覚えていたため処分することにより解決した。
 
 
 次に問題になったのはシンジ、レイ、アスカの遺体についてだった。

 不思議な事にアスカも死後何日経っても腐ることは無く、むしろ成長しているかの様にも見えるのだった。

 だが、呼吸をする気配もないし、心臓も止まったままだった。

 だんだんと成長していく彼らを見て火葬するにも気が引けたNERVの社員は

 ネルフ内で冷凍保存をして置く事に決めた。
 
 
 共同墓地にある墓は、形だけでも、と言うことで立てられた墓であった。

 二人と一匹が一緒なのは決して面倒だったからではない、そうするべきではないのかと言う意見が多かったからである。
 
 レイとアスカはシンジ、と言う存在があったからこそやっていけた。

 だったら死後もそうではないのか、という事からだった。


 
 
 少女は墓標に花束を置き手を合わせ目を瞑っていた。

 暫らくして、目を開けた少女はそのまま墓標を見つめていた。

 そして、何か一言二言呟くとそこから立ち去っていった。


 

 数ヵ月後、一冊の本が世界中で大ヒットした。

 題名は『Children(チルドレン)』と言った。

 この作品は日本で発売されてから大ヒットし、それから世界中にへと飛び立った。

 そして数々の賞を受賞する大作となった。


 だが、これを書いた人物は最初の授賞式がある会場のホテルで死んでいた。

 自殺であった。

 その容姿は本でも書かれていた人物にそっくりであった。

 
 
 その人物の名は...





 〜 END 〜



 


 <後書き?>

 どうも、こん○○○。ゴ〜ヤです。

 ようやく出来ました。

 初の短編(中編かな)です、これは。


 まずこの作品についてですが

 序、終章はオリジナルで、中章は「K」と言う曲と「名犬ラッシー」と言う物語を元にしています。


 「K」と言う曲はBUNP OF CHIKEN(名、合ってるかどうか不安)というグループが発表したんですが

 友達にCDを借りてはまってしまってからの付き合いです。
 

 書こうと思ったのはチャットで話題になり久しぶりに聞きいて

 「これでSS書けるかも」と思い書いてみました。 

 
 「名犬ラッシー」は知っている人も多いと思いますが感じ的には「K」の詞に似ています。

 この作品を書いている途中に「これも入れたらいい感じに仕上がるかな」とか思いつつ追加しました。



 正直言うと、あまりうまく言ったとは思いません。

 本当は大人が子供に対して酷い事をした、という事を書こうとしたんだけど、あまりに重くなり過ぎる為やめました。

 とりあえず読んでくれたら嬉しいです。

 そして、ここはこうしたほうがいいなどの意見はどんどん言ってほしいです。

 では、今回はここで。

 次はまたどこか出会いましょう。  


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